UGREEN NAS 導入からデータコピーまで(Windows+SMB+robocopy)

UGREEN NASync を導入して、外付けHDDに溜まっていたデータをNASへ移すところまでのメモ。


設置と初期セットアップ

NAS本体の準備

  • NAS本体にHDDを取り付ける
  • ルーターにLANケーブルで接続
  • 電源を入れる

Windowsアプリで初期化まで進める

  • UGREEN NAS(Windows版)をダウンロードしてインストール
  • LANからデバイス検出
  • アカウント設定
  • 初期化
  • NAS設定画面へ

ストレージ設定(Basic+ext4)

NAS設定画面のストレージマネージャーから設定。

  • モード:Basic
    RAIDは組まない。バックアップは外付けHDD側で別に取る前提
  • ファイルシステム:ext4

共有フォルダ作成とSMB有効化

  • ディスク(ボリューム)上に共有フォルダを作成
  • コントロールパネル→ファイルサービス→SMB→SMBサービスを有効にする

SMBの画面に、Windowsでアクセスするためのアドレス(UNC)が表示されるので控える。
例:\\192.168.x.x\


Windows側でネットワークドライブ割り当て

  • Windowsでエクスプローラーを開く
  • 左ペインのPCを右クリックして「ネットワークドライブの割り当て」

フォルダー欄にNASの共有フォルダを指定する。

例:

  • \\192.168.x.x\data

完了するとドライブレターが付いて、普通のドライブのように見える。


外付けHDDからNASへコピー(robocopy)

大量ファイルや途中中断に強いのでrobocopyを使う。PowerShellで実行。

コピー

robocopy "コピー元" "NASコピー先" /E /Z /R:2 /W:2 /MT:8 /COPY:DAT /DCOPY:DAT

オプションの意味(最低限)

  • /E:空フォルダ含めてコピー
  • /Z:再開可能モード
  • /R:2:失敗時のリトライ回数
  • /W:2:リトライ間隔(秒)
  • /MT:8:マルチスレッド(環境次第で増減)
  • /COPY:DAT:データ、属性、タイムスタンプ
  • /DCOPY:DAT:ディレクトリの属性と時刻もコピー

差分チェック(まずは表示だけ)

ミラー比較は便利だが、設定次第で削除が絡むので、まずは/Lで実行結果だけ確認する。

robocopy "コピー元" "NASコピー先" /MIR /L
  • /MIR:ミラー(同一化)。コピー先にしかないものは削除対象になる
  • /L:実際には変更せず、何が起きるかだけ表示

本番で/MIRを使うなら、/Lで内容を見てから。


コピーしたファイルがエクスプローラーに出ない問題

コピー後、Windowsのエクスプローラーにファイルが見えない問題が出た。NAS側の管理画面では正常に見えていた。コピー時の属性が原因っぽく、隠し属性とシステム属性を外したら解決した。

attrib -H -S "コピー先ディレクトリ" /S /D
  • -H:隠し属性を外す
  • -S:システム属性を外す
  • /S /D:配下のファイルとフォルダも対象

ここまでのゴール

  • NASがLAN上で見える
  • ストレージがBasic+ext4で作成済み
  • 共有フォルダがあり、SMBでWindowsからマウントできる
  • robocopyで外付けHDDのデータをNASへ移せる
  • 見えないファイル問題はattribで切り分け可能

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